OpenStack Summit in Atlanta 2014 開催


2014年5月12日(月)〜16日(金)、アメリカ合衆国ジョージア州アトランタ市で、「OpenStack Summit in Atlanta 2014」が開催され、約4500人が来場しました。

最初の4日間で約300のセミナー・デモ・ディスカッションが開催されると共に、「OpenStack Marketplace」(OpenStack市場)と銘打った展示会場では約90の大小企業・団体のブースがそれぞれの OpenStack 関連ソリューションを紹介していました。
今回のサミットでは、「OpenStack Superuser」(OpenStackシステム管理者)がキーワードとして大きく取り上げられました。これは、既に数々の企業が OpenStack を本番環境で使い始めている中、今後の OpenStack 開発やコミュニティのあり方に OpenStack システム管理者の視点も反映していこうという方針に基づくものであり、これに合わせて「Ops Meetup」(運用者会議)カテゴリが新設されました。

また、これと並行して、2日目〜5日目には「Design Summit」が開催され、OpenStack各コンポーネント毎の開発者会議が行われました。この成果は6ヶ月後にリリース予定のOpenStack次期バージョン(コードネーム:Juno)に反映される予定です。

会場入口

キーノートスピーチ

従来の Design Summit(開発者向け)、Summit(一般)に加え、Ops Meetup(運用者向け)を新設
※Meetup は「ユーザ会」的な意味

展示会場

実在の OpenStack Superuser(OpenStack 管理者)の似顔絵看板