ニュース・活動情報

OpenStackに関するニュースです。 過去の記事一覧はこちらです。


オープンソースカンファレンス2013 .Cloud@Osaka

2013年5月25日

2013年5月25日に大阪産業創造館にて開催された「オープンソースカンファレンス2013 .Cloud@Osaka」にブースを出展し、セッションにて発表を行いました。ご来場頂きました皆様、誠にありがとうございました。

 

準備風景

 

さいとうさんによるOpenStack概要

 

よしやまさんによるGrizzlyアップデート情報

 

セッションはほぼ満席。ご出席ありがとうございました。

 

ブースにも大勢の方に立ち寄っていただき、OpenStackへの高さが年々高まっていることを実感致しました。

 

セミナーで使用した資料はこちらをごらんください。


第12回勉強会(第5回 OpenStack ハッカソン)

2013年5月18日

2013年5月18日(土)にクリエーションライン株式会社様のオフィスを四度お借りして、 ハッカソンを開催しました。

テーマは OpenStack Operation Guide の翻訳 でした。参加された皆様、お疲れさまでした!

翻訳中のドキュメントがこちらで確認できます。 http://dream.daynight.jp/openstack/openstack-ops/content/

 

作業風景


OpenStack 2013.1 "Grizzly" リリース

2013年4月5日

2013年4月4日(日本時間4月5日)、OpenStack の7番目のリリースとなる「OpenStack 2013.1」(コードネーム:Grizzly)がリリースされました(プレスリリースリリースノート)。

本リリースに含まれる正式コンポーネントは以下の通りです。

本リリースでは各正式コンポーネントで大量の改善項目がありますが、大まかにまとめると以下のとおりです。

  • スケーラビリティ強化
    • OpenStack Compute(IaaS基盤)
      複数のOpenStack Computeシステムの階層管理(Cells)
      VMホスト数増加に伴うDB負荷増加の回避
    • OpenStack Networking(仮想ネットワーク基盤)
      内部通信をAMQP化
      複数のL3/DHCP処理サーバにおける複数ネットワーク対応
    • OpenStack Object Storage(クラウドストレージ基盤)
      複数ゾーンをグループ化して管理可能(Region)
    • OpenStack Block Storage(ブロックストレージ基盤)
      1管理プロセスによる複数ストレージ管理対応
  • ユーザビリティ強化
    • OpenStack Dashboard(WebUI)
      OpenStack Networkingのネットワーク新機能対応
      VMテンプレートイメージのアップロード
      VM移動(ライブコールドマイグレーション)
      起動後のVMへのセキュリティグループ追加
      フローティングIPアドレス割当の簡便化
      UIレイアウトの変更
    • OpenStack Compute(IaaS基盤)
      複数VM作成時のVM名の個別化
      SPICE(Linux用リモートデスクトップ)対応
      デフォルトのセキュリティグループのカスタマイズ対応
      起動後のVMへの仮想ネットワークI/F追加
  • ユーザ管理機能強化
    • OpenStack Identity(統合認証基盤)
      ユーザグループ
      ドメイン
      アクティブディレクトリ対応
      認証機構のプラグイン化
  • セキュリティ強化
    • OpenStack Identity(統合認証基盤)
      PKIベースの署名付きトークンのデフォルト化
      プロジェクト内のユーザ間権限移譲
      新APIでURL中のトークンを排除
      新API全体をポリシーファイルでアクセス権制御
    • OpenStack Networking(仮想ネットワーク基盤)
      OpenStack Computeのセキュリティグループ(ファイアウォール)機能移植・強化
    • OpenStack Compute(IaaS基盤)
      VMホストのDBアクセス廃止
    • OpenStack Image Service(VMテンプレート管理基盤)
      複数ユーザでのVMイメージ共有対応
  • 対応機器追加・機能強化
    • OpenStack Compute(IaaS基盤)
      物理マシン(x86系PCサーバ)によるIaaS対応
      VMware、Hyper-V、PowerVM ドライバの機能強化
    • OpenStack Networking(仮想ネットワーク基盤)
      Big Switch、Brocade、Hyper-V、Plum Grid、
      Midonet プラグイン追加
      Nicira NVP、Ryu プラグイン強化
    • OpenStack Block Storage(ブロックストレージ基盤)
      EMC VNX/VMAX、HP 3PAR、CORAID(AoE)、HUAWEI、
      Scality SOFS、NFS仮想ブロック、GlusterFSドライバ追加
      Linux iSCSI ドライバの LVM シン・プロビジョニング対応
      iSCSIバックエンドとしてのLIO対応
      ファイバ・チャネル経由でのボリュームアタッチ対応
  • OpenStack Computeの機能分離
    • OpenStack Networking(仮想ネットワーク基盤)
      セキュリティグループ(ファイアウォール)機能
      メタデータサーバ機能
    • OpenStack Compute(IaaS基盤)
      OpenStack Networkingのセキュリティグループ機能に対応
    • OpenStack Dashboard(WebUI)
      OpenStack Networkingの新機能に対応
  • その他の機能強化
    • OpenStack Object Storage(クラウドストレージ基盤)
      CORS対応
      Quota対応(ユーザコンテナ単位、アカウント単位)
      1オブジェクトの複数部分取得対応
      レプリケーション(複製)機能の制限緩和
      リングのレプリカ数調整対応、レプリカ数の異なる複数リングに対応
      特定デバイス/パーティション上のレプリケーション実行
      サーバの応答性能に応じた負荷分散
    • OpenStack Compute(IaaS基盤)
      管理API強化
      アベイラビリティゾーン関連API追加、nova-manageコマンド機能移植
    • OpenStack Block Storage(ブロックストレージ基盤)
      OpenStack Object Storageへのボリュームバックアップ

なお、現在育成プロジェクトである下記2コンポーネントでもGrizzlyリリースが公開されました。これらは次期版(Havanaリリース)で正式コンポーネントになる予定です。

Orchestration API (Heat)


OpenStack Day Tokyo 2013

2013年3月12日

2013年3月12日(火)、日本で初となる OpenStack 専門イベント「OpenStack Day Tokyo 2013」を秋葉原ダイビルにて開催しました。
当日は600人超の来場者にお越し頂き、各セミナーも立ち見が出るほどの大盛況ぶりで、OpenStack への関心の高さを実感しました。
ご来場頂きました皆様、ご協力頂きました関係各位に御礼申し上げます。 

 

こちらから 当日プログラム、資料、セッション動画 が参照できます。

関連記事:


オープンソースカンファレンス2013 Tokyo/Spring

2013年2月23日

2013年2月22,23日に明星大学にて開催された「オープンソースカンファレンス2013 Tokyo/Spring」にブースを出展し、セッションにて発表を行いました。ご来場頂きました皆様、誠にありがとうございました。

セミナーで使用した資料はこちらになります。


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